会長 竹嶋美佳沙

秋田県高等学校PTA連合会
会長 竹嶋美佳沙

今年度秋田県高等学校PTA連合会会長を拝命致しました、能代松陽高等学校PTA会長の竹嶋と申します。慣れない大役ではありますが三役、理事をはじめとする役員の皆様と事務局の力をお借りしながら精一杯務めて参りたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。

新年度が始まり、5か月が過ぎようとしています。部活動は多くが新体制へ移行し、3年生は進路目標達成に向けて歩み始めている頃かと思います。5月8日より新型コロナウィルス感染症が5類感染症へと移行した事をきっかけとして、多くの活動が新型コロナウィルス流行前へ戻ろうと大きく舵が切られました。ですが、この3年で生徒はもちろん、引き継ぎができる保護者も入れ替わり、PTAを担当していた先生の異動などPTA活動を元の行事体制に戻すことの難しさを感じた方は多くいるのではないでしょうか。しかし、大人達が迷っている間、「例年通り」の行事を知らない各校の現3年生は自分たちに出来ることに全力で取り組み後輩達に「伝える」という大切な役割を果たしてくれていると思います。

今回、新型コロナウイルスの流行に直面し、活動を継続することの難しさ、一度止まってしまった活動を再開することの難しさ、あるいは新しいことに取り組むことへのやりがいなど様々な経験をした3年間でした。そんな中でも子ども達は常に前を向き、自分たちが進むべき道を着実に一歩一歩進み続けています。子ども達を取り巻く環境は目まぐるしく変化し続け、時には私たち保護者が対応しきれない場面も少なからず起きています。秋田県は全国で最も早く少子化が進んでいます。このような環境の中で、秋田で育つ大切な子ども達がふるさと秋田を誇りに思い、この先も充実した日々を過ごすことができるよう秋田県高等学校PTA連合会として学校・家庭、そして各教育関係機関と引き続き連携を図っていくことが出来ればと思います。引き続き、皆様の御理解と御協力の程宜しくお願い致します。

令和5年8月